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會津と長崎 戦幕の縁
日本初のキリシタン大名は大村純忠です。ポルトガルに貿易港として長崎を提供し、天正遣欧少年使節団を派遣しました。氏郷とはもちろんキリシタン大名仲間でありました。長崎と會津の縁はここから始まり、貿易という点で幕末まで長いお付……
氏郷エピソード 信長の婿
宣教師が描いた織田信長 氏郷には「風流の利発人」というあだ名もありました。若干12歳で恋歌師・里村紹巴に「少しも姿勢を崩さず、また酌をとり謡うので・・・」と感心され、信長に13歳で「この者の眼光、只者に非ず」と端竜寺の南……
南蛮貿易 トランプとかるた
プレーイングカードを何故日本だけトランプと呼ぶのでしょうか?南蛮人(ポルトガル人)たちが、ブリッジなどをしていてトランプ(切り札)、トランプと言っているのを日本人が勘違いしたのがその理由です。もう一方でトランプから日本独……
氏郷エピソード のぼうの城
最近、映画「のぼうの城」が上映され話題となっています。のぼう様は実在の人物です。天正18年、秀吉は北条氏攻略のため進攻、忍城を除いて小田原城はじめことごとく陥落させました。この忍城城主が「のぼう様」こと成田長親です。この……
氏郷エピソード 忠義
氏郷の父はもともと六角氏の家臣でしたが、六角氏が信長に敗れ、信長傘下となりました。その後秀吉の世となってから、六角氏の子がお伽衆として取り立てられ秀吉に謁見することになります。六角氏は200石に落ちぶれ、一方氏郷は100……
背負陣太鼓
秀吉の九州征伐では、大詰めの戦で氏郷が先鋒を務め、背負陣太鼓で自らを鼓舞し、先陣を切りました。難攻不落といわれた岩石城はたった一日で陥落し、それをきっかけに敵方武将たちは次々と恭順していきました。その時の氏郷の背負陣太鼓……
天司のけやき
天司のケヤキ 本能寺の変が起きたときに氏郷の命により織田信長一族を日野城に保護したのは氏郷の家老、蒲生郷安でした。彼のキリシタン名はパウロ・モーアン。会津に転封後、彼は猪苗代城代となり、その後米沢城主となります。猪苗代で……
キリシタン大名 その5
細川忠興は氏郷、右近とはそれぞれ利休七哲として、また一緒に牛鍋を食べた仲間でした。忠興の妻は、明智光秀の娘、珠(キリシタン名、ガラシャ)。後に光秀が起こした本能寺の変によってガラシャは数奇な運命をたどります。関が原直前、……
南蛮渡来、八重のかぼちゃ
会津伝統野菜のかぼちゃ。かぼちゃは南米原産で南蛮貿易によって日本に渡来しました。會津かぼちゃは、その形が菊の花弁に似ていることから小菊かぼちゃと呼ばれ昔から全国的に業界では知られています。戊申戦争時、鶴ヶ城の籠城戦で主の……
氏郷 燕尾形兜
燕尾形兜(えんびなりかぶと)は、氏郷の妹が南部信直の息子、利直に嫁いだ際に持たせました。今も現存しており、岩手県立博物館が所蔵しています。會津十楽ではこの兜に甲冑、マントを羽織り胸にロザリオ、腰には馬上盃を提げた、蒲生氏……