天司のけやき

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天司のケヤキ
本能寺の変が起きたときに氏郷の命により織田信長一族を日野城に保護したのは氏郷の家老、蒲生郷安でした。彼のキリシタン名はパウロ・モーアン。会津に転封後、彼は猪苗代城代となり、その後米沢城主となります。猪苗代でも、教会、セミナリヨが建てられていました。氏郷死後、弾圧が厳しくなると猪苗代の信者たちは隠れキリシタンとしてこのケヤキを信仰の対象とします。天主を天司と偽り命名し、礼拝していました。今も磐梯神社近くに立っています。現在、この天司のケヤキはケヤキの木では日本一の巨木に認定されています。