氏郷はいつも大きなロザリオと十字架を胸に、腰には馬上杯を提げていたといいます。近年、氏郷の盟友、高山右近の天主堂跡から日本最古といわれる当時のロザリオが発掘されました。氏郷の死後、加藤氏によってキリシタンの関連のものがほとんどが破壊されてしまったことは残念です。当時の会津の教会、セミナリヨはどんな姿で建っていたのでしょうね。樹齢600年といわれる石部桜の記憶にはしっかりと刻まれていることでしょうに。