2013年08月14日
戦国時代に京や大坂などに声聞師と呼ばれる語りや舞いなどをする芸能人がいました。秀吉はかれらを三河に集め住まわせました。その中から三河万歳が出来上がります。万歳は太夫と才蔵の組み合わせで、才蔵の打つ鼓の拍子に乗って祝言を述べ、こっけいなやり取りをして舞いを舞うものです。もちろん現代の漫才の元祖です。この三河万歳の流れをくむのが会津万歳です。秀吉が庇護した万歳。おそらく氏郷も秀吉のかたわらで万歳を愉しんでいたことでしょう。会津十楽、本丸で会津万歳をご披露しますのでお楽しみに。