氏郷はキリシタン大名であった高山右近の影響により、大阪で洗礼をうけました。右近のクリスチャンネームは「ジュスト」（正義の人）。右近もまた千利休の高弟七哲の一人でした。氏郷が息を引き取るときには、右近がずっと付き添っていたそうです。バテレン追放令を出した際、秀吉は右近の才能を惜しみ千利休に棄教するよう説得を頼みますが、彼は信仰を守ることと引き換えに、領地と財産をすべて捨てることを選び世間を驚かせました。その後かれはマニラに渡りますが、間もなくその地で病死。
日本で初めてクリスマスを祝ったのは高山右近です。４００年前、氏郷が会津で祝ったクリスマスはどんなものだったのでしょう。当時彼らが歌っていた聖歌を会津十楽、鶴ヶ城本丸で流しますので是非聴きに来てくださいね。