南蛮人とメガネ

syudoshi
日本人で初めてメガネをかけたのは周防の大名、大内義隆です。フランシスコ・ザビエルからの贈り物でした。これを機に、諸大名の間では次第に広まっていきました。しかし、庶民がメガネを始めて見るのは、それから30年後のことです。織田信長に面会のため、宣教師フランシスコ・ガブラルが尋ねてきたとき、周りの景色を観るために近眼の彼がメガネを鼻にのせました。南蛮人を見ようと沿道に集まっていた人々は、鼻の高い、奇妙に映る姿以上に4つ目のメガネ姿にたいそう驚いたそうです。まさに未知との遭遇だったのでしょうね。会津十楽で着物にメガネ姿、いいんですか?いいんで~す。