会津に響いた南蛮音楽 その1

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キリシタン大名であった氏郷は、本気で「愛の国」を作ろうとしていました。宣教師ヴァリアーニが帰国する際、氏郷はその旨をヴァリアーニに宣言し、周りを驚かせました。その後氏郷はローマ教皇から感謝の手紙を受け取っています。当時3割を超える會津の民がクリスチャンであったと言われており、各地にあった教会、セミナリヨからグレゴリオ聖歌が會津に響いていたことでしょう。九州地方で代々歌われていた「おらしょ」という民謡が実はグレゴリオ聖歌であったことが近年解明されました。もしかして會津のわらべ歌や民謡の中にも隠れているかもしれませんよ。會津十楽では会場で当時の聖歌を流しますので是非体感してくださいね。