キリシタン大名 その5

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イエズス会のフランシスコ・ザビエルは、布教先のマラッカで出会った日本人ヤジローの話しから日本とその文化に興味を覚え、1549年に来日。彼が見た日本人の印象を本国に以下に書き送っています。「この国民は私たちがこれまで接触してきた諸国民の中で最高に傑出した人々である。彼らは総体的に親しみやすく善良で悪意がない。日本人は大概貧乏ではあるが、武士、平民を問わず貧乏を恥だと思っている者は一人もいない」その後、フロイス、オルガンティーノ、バリアーニなど優秀な宣教師たちが活躍しますが、彼らは宗教のみならず、日本に教育、食、芸術も含め多くの南蛮文化(西欧文化)をもたらしました。会津十楽ではザビエルを称え、当時食していたパン、葡萄酒でザビエルセットを販売します。限定販売となりますので、どうぞお早めに。

ちなみに何かの縁でしょうか、昨年第266代ローマ教皇に選ばれたフランシスコは、史上初めてのイエズス会出身の教皇です。