氏郷エピソード  信長の婿

Oda_Nobunaga-Portrait_by_Giovanni_NIcolao
宣教師が描いた織田信長

氏郷には「風流の利発人」というあだ名もありました。若干12歳で恋歌師・里村紹巴に「少しも姿勢を崩さず、また酌をとり謡うので・・・」と感心され、信長に13歳で「この者の眼光、只者に非ず」と端竜寺の南化和尚に学問と禅を学ばせ、斎藤内蔵介に命じて軍学や大坪流の馬術、中堀流に槍術を学ばせ、稲葉一鉄に軍物語をさせ、ついには、信長は娘、冬姫の婿として氏郷を選ぶほどの気に入りようでした。